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スウェーデン館の謎 有栖川有栖 [推理小説 ミステリ]

ミステリ作家の有栖川有栖が、雪の降る裏磐梯に取材の為にひとり訪れる。
ある縁で、地元でスウェーデン館と呼ばれるログハウスに招待される。
そこで不思議な事件に遭遇する。
臨床犯罪学者の火村英生を京都から呼び寄せ、謎を解き明かすのであった。

国名シリーズ第二弾。
一応長編なのだが、そんなに長くは無い。
謎自体も大きく分けたら一つだけなのだが、これがなかなか良い。
いたってシンプルな謎だけなのだが、これがシンプルだから逆に難しく感じる。
余計な物が一切なく、まさにシンプルイズベストな推理小説でした。
これぞ王道です。
トリックだけじゃなく、物語としてもしっかり書かれていておもしろく、読む進めるスピードもドンドンあがってしまい、一気読みでした。
そして真相を知った後は、複雑な気持ちになりました。
有栖川さんはやっぱり上手いよな~。


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蒼竜窟

tontaさんnice!ありがとうございます。
by 蒼竜窟 (2010-03-12 02:32) 

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