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黒い森 折原一 [推理小説 ミステリ]

積み本がいっぱいあるのに、本屋さんで良い本が無いかなと物色。
そこでおもしろそうな小説を発見!

表からも裏からも読める本!と書かれた黒い森と言う小説です。
一つの事件について生存者編と、裏にしてひっくり返すと殺人者編の二つの話が読めるという変わった小説です。
そしてその二つの話を読み終えた後には、本の真ん中辺りにある袋とじを読むと真相が分かるという仕掛けです。

生存者、殺人者どちらから読んでもかまわないけれど、作者のおすすめどおり生存者から読んだ方が良いでしょう。

ホラーテイストが入ったミステリでした。犯人当てってことはあまりないので、純粋に物語を楽しめました。
すぐ読みきれるおもしろい小説でした。

つい、楽だし送料無料になってるのでネットで本を注文しがちだけど、本屋で実物を見ないとこの本は知らないままだったでしょう。裏からも読める本なんて。
本屋さんが無くならない様に、やっぱり本屋で本を買おう。

黒い森 (祥伝社文庫)

黒い森 (祥伝社文庫)

  • 作者: 折原 一
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2010/08/31
  • メディア: 文庫



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