白い家の殺人 歌野晶午

歌野晶午著書の白い家の殺人を読みました。
山麓の別荘で密室殺人が起こる。　死体は不可解な逆さ吊りの状態で発見される。
犯人は誰だと警戒していたところに、すぐ第二の殺人が。


↓ネタバレありです。
この本を読んでいて、密室のトリックが犯人の思いとは裏腹な展開になるんだけど、そのケースだと大概私の推理ははずれてしまう。起こっているすべてのことを、犯人の思惑通り進んでいると思っているので。
動機の面は絶対わかりっこないので（書かれていない）まあわからなくても良いけど。
3人殺害されるんだけど、第一第二の殺人が2つとも犯人の思い通りいってないので、簡単にひっかかりました。
2つとも偶然でそうなってしまったケースだし。まあ読者を混乱させる為の偶然なので、著者からしたら偶然ではないのだろうけど。
ミスリードに持っていこうとしているみたいだけど、そのへんはわかりやすくかわせました。
叙述トリックも動機の方はまったく分からなかったので、誰のことだろうか？と思ってた程度。
解決された時にはまあしっくりくる感じです。
タイトルの白いはそんなに関係ないですね＾＾；

タグ：白い家の殺人 歌野晶午 推理小説 本格推理小説

コメント 1

ロックさんnice!ありがとうございます。
by 蒼竜窟 (2009-11-17 23:30)