孤島パズル 有栖川有栖 [推理小説 ミステリ]
学生アリス長編第2弾、孤島パズル。
大学のサークルの推理小説研究会の紅一点新メンバーの有馬麻理亜(ありま まりあ)が、伯父の別荘にいかない?と誘われた、アリス(有栖川有栖)と先輩の江神二郎。
マリアが誘った理由は、別荘のある島に隠されたダイアモンドを発見したいからだった。探偵役として、江神とアリスを指名したのであった。
その島全部を所有している有馬家。マリアの亡くなった祖父が、時価5億のダイアモンドを島のどこかに隠していたのだった。その祖父は異常なパズル好きで、島に隠された謎(パズル)を解かないと、ダイアモンドの在り処には辿り着けない。残されたヒントは、島に無数に立っているモアイ像だけ。江神達に解けるのだろうか?
島を楽しむ間もなく、惨劇が起きていく。完全な孤島で犯人は島にいる誰かだが。
宝探しきっかけで始まった夏の旅行だが、宝探しをろくに出来ないまま、惨劇に巻き混まれていくアリス達。
前回の月光ゲームの時より、探偵役の江神の個性ははっきりしてきて、イメージしやすくなった。
そして書き方が関西弁がかなり減り、読みやすくなっている。
殺人犯を見つけ出す事と、パズルを解く二つの楽しみも出来て2度おいしい。
あくまの推理小説だから、殺人犯がメインですが、パズルは読み手が解くのは難しいので、江神に任せましょう。
推理小説としての内容は、やはり前回よりパワーアップしています。
伏線がいっぱいでてきますが、最後は綺麗にまとまった一つの線になるところも完璧。
最後まで読んでやっと気づくのだが、すべての場面(他愛の無いところも)がすべてこの推理小説を完成させる為に存在していたこと。不必要な物がない、まさにパズルのピースの如く。
そのパズルのピースが、一見完成したかのように見えた時に、探偵役である江神二郎がひっくり返し再構築していくさまは圧巻。江神二郎の魅力にはまってしまいました。
これまたコミック版もでているようです。
大学のサークルの推理小説研究会の紅一点新メンバーの有馬麻理亜(ありま まりあ)が、伯父の別荘にいかない?と誘われた、アリス(有栖川有栖)と先輩の江神二郎。
マリアが誘った理由は、別荘のある島に隠されたダイアモンドを発見したいからだった。探偵役として、江神とアリスを指名したのであった。
その島全部を所有している有馬家。マリアの亡くなった祖父が、時価5億のダイアモンドを島のどこかに隠していたのだった。その祖父は異常なパズル好きで、島に隠された謎(パズル)を解かないと、ダイアモンドの在り処には辿り着けない。残されたヒントは、島に無数に立っているモアイ像だけ。江神達に解けるのだろうか?
島を楽しむ間もなく、惨劇が起きていく。完全な孤島で犯人は島にいる誰かだが。
宝探しきっかけで始まった夏の旅行だが、宝探しをろくに出来ないまま、惨劇に巻き混まれていくアリス達。
前回の月光ゲームの時より、探偵役の江神の個性ははっきりしてきて、イメージしやすくなった。
そして書き方が関西弁がかなり減り、読みやすくなっている。
殺人犯を見つけ出す事と、パズルを解く二つの楽しみも出来て2度おいしい。
あくまの推理小説だから、殺人犯がメインですが、パズルは読み手が解くのは難しいので、江神に任せましょう。
推理小説としての内容は、やはり前回よりパワーアップしています。
伏線がいっぱいでてきますが、最後は綺麗にまとまった一つの線になるところも完璧。
最後まで読んでやっと気づくのだが、すべての場面(他愛の無いところも)がすべてこの推理小説を完成させる為に存在していたこと。不必要な物がない、まさにパズルのピースの如く。
そのパズルのピースが、一見完成したかのように見えた時に、探偵役である江神二郎がひっくり返し再構築していくさまは圧巻。江神二郎の魅力にはまってしまいました。
これまたコミック版もでているようです。
ミナモさん、アロンダイトさん、まこたまさん、直chanさん
ずずみんさん、tontaさん、cacoさん
nice!ありがとうございます。
by 蒼竜窟 (2010-01-31 23:54)
アリア・ポコテンさんnice!ありがとうございます。
by 蒼竜窟 (2010-02-09 18:11)