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犯人当てアンソロジー気分は名探偵  我孫子武丸 有栖川有栖 霧舎巧 他  [推理小説 ミステリ]

新聞に本格推理物として企画され掲載されていたのを、本にまとめた小説です。
各話それぞれ50ページほどに纏められていて、読みやすかったです。
基本は犯人当てです。

作者は、
我孫子武丸
有栖川有栖
霧舎巧
貫井徳朗
法月綸太郎
麻耶雄嵩
の6人です。
それぞれ作者の個性が出ていて、短編ながら楽しめました。

特に良かったのが、貫井徳朗の蝶番の問題。
何か違和感があるのは感じるのだけれど、わからない。ラストではあっと言わされました。
正答率も1%と低く、頷ける。

次は我孫子武丸の漂流者。
明らかに怪しいんだけど、上手に隠しているから、怪しい根拠が見つからない。
ラストはなるほど~と納得してしまった。

後4作品あるんだけれど、あとはまあまあかな?
作者も新聞掲載の犯人当てだから当てさせようとしているし、そのへんの問題でか、簡単だったのでまあまあという評価です。

これ読んでまた知らない作家に出会えて良かったです。
これを期に知らなかった作家さんの本も探して、読んでみたいと思います。

長編推理を読むのはちょっと~言う方にはお勧めです。


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